皆様こんにちは。
今月はたまたまですが、尿管結石の手術が相次ぎました。
病院あるあるですが、同じ病気って何故か続くんです。不思議ですね・・・
ここで尿管結石とは・・・
尿路に結石が出来る病気の一つで、
尿管(腎臓から膀胱へつながる尿路)に詰まる石のことです。
人間だと背部痛やわき腹の痛みを伴い、その痛みの強さの余り、救急車を呼ぶこともあると言われています。
犬や猫でも「痛い!」とは言わないものの、症状は同様であると考えられています。「なんだか元気がない」「食欲が少しおいている」といった稟告から、「まったく普段と変わらず元気だよ!」とおっしゃる方まで様々です。
普段一緒にいる飼い主様でもなかなか気づきづらいのが現状です。
結石の大きさによっては腎機能の低下を伴う場合もありますので非常に注意が必要です。
若いワンちゃん、ネコちゃんでもよく見られますので、エコー検査やレントゲン検査で定期検診をお勧めいたします。
ちなみに 原因で最も多いのは「シュウ酸カルシウム」です。これも人とまったく同様でございます。
早期発見であると食事により悪化を防げる可能性がありますので、定期的な検査をお勧めいたします。
ココロよしざき動物病院 H