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椎間板ヘルニア

こんにちは

院長のHです。

今回は手術画像が入っているので苦手な方はご注意くださいませ。

また椎間板ヘルニアの話題です。

前回BLOGでご紹介したGrade5のワンコは術後、時間はかかったものの左足の麻痺は改善し、不完全なりにも歩行可能となりました。

日々、椎間板ヘルニアのワンコは多く診ていますが、麻痺が強く出ているようなGradeが高いケースはやはり手術でなければ治すことができません。

今回のわんこはGrade4。すなはち痛みはかろうじて感じるが全く動かすことができない麻痺の状態です。もちろん自力で排尿、排便もできません。

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MRI検査で病変を特定し、片側椎弓切除術をすることとなりました。

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赤矢印のように骨を削り、圧迫しているヘルニアを取り出します。P1130497P1130533

切除されたヘルニアです。取り出してみるととても小さく感じますが、このせいで重度の麻痺が起こっていたのです。

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手術は無事に乗り越えました。これからはリハビリが始まります。長くなるかもしれないけども頑張ろう!

追加‥

後日しっかり立てるようになりました。

 77AED17E-E629-4DC7-8066-9ED0F479D281まだまだ歩行は困難ですが、比較的早い回復です。引き続きリハビリを頑張ろう!