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皆さん、こんにちは。
先日、歯科実習に行って来ましたので、そのご報告をさせて頂きます。

犬や猫では歯周病が多く、その背景には食事内容やストレス、寿命が伸びたことなどが原因と考えられています。

ところで皆さんは、歯周病は歳を取ると発生するものと思ってはいませんか?
ある調査では、2~3歳までに約8割の犬猫が歯周病に感染していると報告されています。
つまり、若い子だからといって油断はできません。

歯周病は歯周病菌が歯周ポケット内で増殖することで発症します。
歯周ポケット内で増殖した歯周病菌は血流に乗り、やがて肝臓や腎臓、心臓へ感染が拡大していき、全身性に影響を与えます。

こういった現状があることから、当院では歯周病治療に力を入れています。
歯周病治療では抜歯が必要なることがありますが、
どの歯を抜くか、どの歯を温存しておくかを判断する上で歯科レントゲンが必要になってきます。

当院では歯科用レントゲンを用いて、歯周病の評価を行っていますが、
抜歯が必要な歯かどうかを正確に評価するためには、レントゲン撮影の高い技術が要求されます。
頭の持ち方、照射角度、カセットの位置など、
一つでも疎かになると、きちんと歯周病の評価はできません。

photo14当院で使用している歯科用レントゲン

今回、私は歯科実習に参加し、
その歯科レントゲン技術のアップデートを行なってきました。

講師1人に対し、受講者はわずか8名と少人数で密度の濃い実習です。
頭蓋模型を使って、実際にレントゲンを撮影する実践的な内容で、歯科専門医直伝の撮影技術をしっかりと習得してきました。

 グラフィックス1

実習の様子です。
歯科専門医の講師が丁寧に撮影方法を伝授してくれています。

愛犬の歯を守るためには早期診断・早期治療が重要です。
・口臭が気になる
・歯肉が赤く腫れている
・歯石が付いている
これらは歯周病のサインです。

当院では歯科用レントゲンを用いて、丁寧に抜歯の必要性を評価しています。
このような症状が認められる際はお気軽にご相談ください。

ココロよしざき動物病院 Y