設備紹介

自動血球計算装置(プロサイトDX)

白血球5分類、網状赤血球、血小板数を含む包括的な検査項目を2分で得ることができます。赤血球や白血球の測定分布を画像化するドットプロットが、細胞異常の素早い判別を可能にします。現在の獣医療でもっとも正確な血球計算機です。

生化学自動分析装置(Catalyst One、フジドライケム)

血液中の酸素や電解質等を測定し、主に内臓系における検査や健康診断時のクスリーニング検査に使用します。フジドライケムではv-LIP(膵炎のマーカー)、プロサイトではUPC(尿たんぱく検査)、T4(甲状腺ホルモン)、UPC(尿タンパクの検査)など、それぞれにしかできない項目もあり、迅速に検査結果を得ることが出来ます。

超音波診断装置(Xario100V)

血超音波診断装置です。腹部臓器や心臓においてより的確な診断が可能です。麻酔や鎮静剤の必要がなく、動物に負担を与えずに検査ができます。

レントゲン装置(VPX-500B)

大型犬も余裕でカバーできる出力を搭載。125kV、250mAの大容量X線管球を搭載し、短時間撮影が可能となり、より精細な画像を得ることが出来ます。

動物用心電図自動解析装置(Cardisuny D800)

心電図測定装置です。不整脈や波形の異常から心肥大やその他異常、また電解質異常などを検出することが出来ます。クリップでつけるだけなので簡単に実施できます。24時間装着するホルター心電図検査も可能です。

デジタル映像処理レントゲン撮影装置

動物専用デジタルX線画像診断システム「富士コンピューデッドラジオグラフィ(FCR)」です。デジタル処理により、従来のレントゲンとは比較にならないほど解析度向上しており、より正確な診断が出来ます。

オリンパス動物用内視鏡システムVES

誤食による胃内異物の摘出や胃・十二指腸・大腸の検査を行う機器です。開腹手術を行なわず検査・処置をおこなえるため、処置による負担を減らす事ができます。

ビデオ耳鏡(カールストルツ・オトスコープ)

耳の内視鏡です。外耳炎の治療に用います。外からでは観察しづらい耳道が確認でき、耳垢や異物の採取や洗浄、組織生険などが実施できます。スマートフォンに接続し、耳の画像をリアルタイムで飼い主様にお見せすることが出来ます。

左:中耳炎の洗浄前 右:洗浄後

腹腔鏡手術装置 カールストルツ TELEPACK+

メスでおなかを開けない低侵襲外科手術装置です。
おなかに細いカメラ、鉗子、電気メスなどを挿入し、モニターで見ながら手術を行います。拡大された鮮明な画像で手術を行うことができ、画像を保存することで手術後に飼い主様もご覧いただくことができます。
この手術方法では、痛みが少なく、最小1cm程度の傷口いくつかで、避妊手術や肝臓の生検などを行うことができます。手術による身体への負担を最小限にできるため、日帰りでの手術が可能です。
※適応される手術には限りがありますので、詳しくは担当の獣医までご相談ください。

サージレックス、ハーモニックスカルペル(血管シーリングシステム)

手術時に用いる器械で、卵巣や子宮、精巣の切断の際に縫合糸を使わずに切断する事の出来る装置です。7mmまでの血管を処置可能で、脾臓摘出や胆嚢摘出などの手術においても手術時間の大幅な短縮が可能です。また、縫合糸を用いることで起こる異物性肉芽腫を予防することも出来ます。

整形外科用コードレスドリル Synthes Colibri

主に骨折や関節の手術など整形外科手術に使用するバッテリー式コードレスドリルで,周囲の組織を巻き込まないようにドリリングが可能です。

歯科用医療用X線装置(ALULAシリーズ)

歯科用のレントゲン装置です。一般的なレントゲン装置では難しかった歯根の状態や歯周病の有無を評価するのに用います。歯周病の治療などの歯科処置には必要不可欠な器械です。

動物用歯科ユニット(Airvets DC52)

動物用歯科ユニットです。歯石除去や、口腔外科等の歯科処置に必要な高速ハンドピース、超音波スケーラー等がコンパクトに凝縮された装置です。これにより、より高度な歯科処置が可能となりました。

ICUユニット(MENIOS)

呼吸器、循環器をはじめとするあらゆる重症疾患や手術後の回復室としても使用します。酸素濃度や湿度、温度を細かく調節することができ、衰弱した動物の負担を軽減する事が可能となります。
左上のICUは小型犬、猫に対応しており、下段は大型犬にも対応しております。

麻酔器・人工呼吸器(Drager Fabius Plus)

高性能で安全性、利便性に備えた麻酔器です。パワフルで正確な換気システムにより、小型や大型など幅広い患者さんに集中治療室のような性能を発揮します。また、自発呼吸を維持したまま、不足した圧や回数を増やし、呼吸をサポートするモードがあり、人工呼吸による悪影響を最低限にすることが出来ます。万が一、停電等で電源が途絶えた場合でも一時的な使用が可能です。