こんにちは
院長のHです。
自動血球計算装置である
IDEXX プロサイトDXを導入致しました。
血球計算装置とは赤血球・白血球を調べるものです。
従来の機器よりも測定可能な項目が非常に増えました。
貧血の時に非常に重要な指標となる網状赤血球の自動測定をはじめ、
測定可能な項目はなんと27項目ございます。
RBC(赤血球数)
HCT (ヘマト クリット値)
HGB (ヘモグロビン 濃度)
RETIC (網赤血球数および割合)
RETIC-HGB (網赤血球-ヘモグロビン濃度)
MCV (平均赤血球容積)
RDW (赤血球分布幅)
MCH (平均赤血球ヘモグロビン量)
MCHC (平均赤血球ヘモグロビン濃度)
PLT (血小板数)
MPV (平均血小板容積)
PDW (血小板分布幅)
PCT (血小板クリット値)
WBC (白血球数)
MONO (単球数および割合)
LYM (リンパ球数および割合)
NEU (好中球数および割合)
EOS(好酸球数および割合)
BASO (好塩基球数および割合)
BAND (桿状核好中球の有無)
nRBCs (有核赤血球の有無)
これまでは血液塗抹を顕微鏡で確認するのに10分ほどかかり、
「1視野に10個あるから2万/μlくらいかな・・・」といったアナログな判断をせざるを得ませんでしたが、正確な判断ができるようになりました。
今後ほぼすべての血液検査にこのプロサイトDXを用いる予定です。
ココロよしざき動物病院 H