皆様こんにちは。
院長の林です。
非常に暑い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回も腹腔鏡についてのお話をさせていただければと思います。
※傷や手術中の画像があるのでご注意くださいませ。
最近、全国的にもかなりの方が腹腔鏡手術を選択されており、当院での腹腔鏡手術件数もかなり数が増加しております。
当院においても腹腔鏡での避妊手術(卵巣子宮摘出)や
膀胱結石摘出手術なども可能です。
消化管の全層生検や
肝臓の生検
耳道腫瘍の切除
鼻腔内の検査
など多岐にわたり腹腔鏡システムを応用した処置が可能です。
細い硬性鏡を使い、従来ではメスで開けなければならなかった場所を最小限の切開もしくは、切ることなく調べることが可能です。
腹腔鏡手術 直後の傷の様子です。
2週間後の傷の様子です。
上は抜糸した後の写真です。
どこに傷があるのかほとんどわかりません。
傷が小さく、その子の痛みやストレスなどが非常に小さいので、非常にお勧めです。
従来であれば大きく切開していたところが、極めて小さい切開で済むので入院日数も少なく、早めに散歩など日常生活に戻ることができます。
適応できる症例には制限がございます。気になる方はお気軽にご相談くださいませ。
ココロよしざき動物病院 林