猫の痛みに気づいてあげよう

皆様こんにちは(^_^)/

 

今回は、意外と多いけどあんまり知られていない猫の変形性関節症という疾患についてお伝えしたいと思います

 

変形性関節症(OA)とは、関節やその周囲の組織が文字通り変形し、慢性的な疼痛や活動性の低下を生じる疾患です

 

とあるデータでは、1歳以上の猫のなんと74%、12歳以上では90%もの猫にOAの疑いがあるといわれています\(◎o◎)/!

 

そのまま気づかずにOAが続くと関節の状態は悪化し、痛みがどんどん酷くなっていく恐れがあります(>_<)

 

そこで日常のちょっとしたしぐさの変化からOAのサインをみつけましょう!

 

①階段の上り下り

 うさぎ跳びのように跳ねるように上る、体を横にして一段ずつ下りる

 

②高い所へ飛びのるとき、高い所から飛び下りるとき

 飛び乗る前・飛び下りる前に躊躇する、前足を伸ばしてから後ろ足を引き付ける

 

③物を追いかけるとき

 途中でゆっくりになったり、休憩が多くなる

 

④走るとき

 全体的に動きが遅く、歩いたり早歩きしたりする

 

これらのしぐさは、日頃からよく観察することで気づくことができます

 

“あれ?うちの子もしかして…?”とか“これはどうなんかな…?”とか思われた方がいれば気軽にご相談ください(^O^)

 

 

ココロよしざき動物病院 V