みなさまこんにちは
院長のHです。
腹腔鏡の話をさせていただきます。
近年、腹腔鏡手術というものは獣医でもかなり浸透してまいりました。
当院においても腹腔鏡手術件数は増加しており、すっかりお腹を大きく開けることが少なくなりました。
「なんで今まで腹腔鏡が普及していなかったんだろう」
「なんで今までお腹を大きく開けていたんだろう」
と思うほど腹腔鏡手術は出血も少なく、低侵襲(負担が少ない手術)です。
適応範囲がまだ限られているのですが、将来的に増えてゆくと思われます。
先日、腹腔鏡手術で膀胱・尿道結石の手術がありましたのでその様子をご紹介したします。
小切開にて膀胱内にカメラ挿入
除去していない結石が無いか入念に確認いたします。尿道までスコープを挿入します。
後は縫合して終了!
画面越しに手術をする新しい時代です。お腹の中が手術室ですね!
傷も小さく済みましたが、なにより術後に痛みが少なく楽そうなのがいいですね!
ココロよしざき動物病院 H