はじめに:目がしょぼしょぼ、気になりませんか?
最近、愛犬が目を細めたり、パチパチさせる様子はありませんか?
片目だけしょぼついていたり、目ヤニや涙が増えていませんか?
こうした症状は、目のトラブルが起きているサインかもしれません。
目がしょぼつく主な原因
● 異物やゴミの混入
散歩中の砂や草、まつ毛などが入ると違和感で目を細めます。
● 結膜炎・角膜炎
細菌やウイルス感染、アレルギーなどで目の表面に炎症が起きるとしょぼつきます。
目ヤニや充血、涙が増えることも。
● ドライアイ(乾性角結膜炎)
涙の量が減って目が乾きやすくなり、しょぼつきや充血、白目が濁る症状も出ます。
● 眼のケガや傷
ケンカや何かにぶつけて角膜に傷がつくと、強い痛みで目を開けたがらないことも。
● 逆さまつげ・眼瞼内反症
まつ毛やまぶたが内側に巻き込むことで目を刺激し、しょぼつきや涙が増えます。
● その他(シニア犬の場合)
緑内障や白内障など、加齢による病気でも目のしょぼつきや違和感が出ることがあります。
柴犬では3歳ぐらいから緑内障が見られることがあります。
飼い主さんがチェックしたいポイント
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両目か片目か、どちらがしょぼついている?
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目ヤニや涙の色・量はどうか?
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充血やまぶたの腫れはあるか?
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目をこすったり気にしていないか?
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食欲や元気に変化はないか?
こんな時は早めに受診を
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しょぼつきが数日以上続く
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目ヤニや涙が多い、膿のような分泌物が出ている
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目が開かないほど痛そう
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白目が赤い、目の表面に濁りや傷がある
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しきりに目をこすりつけている
目の病気は早期治療がとても大切です。
悪化すると視力低下や最悪の場合、失明のリスクもあるため、
気になる場合は早めに動物病院を受診しましょう。
まとめ
・目のしょぼつきは軽い異物混入から、重い病気まで原因はさまざまです。
・「様子見で大丈夫かな?」と迷わず、気になるときはすぐご相談ください。
・早期発見・治療で、愛犬の健康な目を守りましょう!
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