大腿骨頭壊死(レッグペルテス病)

こんにちは、院長のHです。

10歳以上のワンちゃんには関節炎が多いというTopicをお話ししましたが、

若いワンちゃんに特有の関節のトラブルもあります。

それは大腿骨頭壊死(レッグペルテス)病です。

6か月齢などの若齢の小さいワンちゃんに比較的起こりやすい股関節のトラブルです。

ある日痛みが出て、びっこを引いて気づくことが多いです。

触診では、伸ばした時に痛むケースが多く、すでに筋肉が落ちてしまっている事もあります。

遺伝も示唆されていますが、原因は不明です。

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このレントゲンの向かって☜左側の股関節がレッグペルテス病であることがわかります。

拡大すると
Xray0001赤のラインの骨頚が太くなっています。レントゲン上ではごくわずかな異常しか見られない場合も多く、診断に悩むケースもあります。

手術で骨頭切除を行う事となります。Xray30001

P1130719当院で手術したケースです。摘出した骨頭はすでに割れておりました。

レントゲンでの変化はわずかですが、実際骨頭を摘出してみるとここまで崩壊していることが多いのです。

レントゲンだけで手術のご説明しても飼い主様には非常にイメージしづらく、手術のご決断がしづらいところだと思いますのでこの崩壊した骨頭の写真をお見せして手術の必要性をご説明することとしています。

このワンちゃんは無事、元気に歩くことができるようになりました。

若いワンちゃんに特有の大腿骨頭切除(レッグペルテス病)のお話でした。

ココロよしざき動物病院 H